長内優依
家具職人

誰もが認める座り心地の良い椅子を届けたい。
- プロフィール
- 長内優依(おさない ゆうい)。1983年11月生まれ。青森県つがる市(旧稲垣村)出身、埼玉県川越市育ち。大学を卒業後、アパレルや営業の仕事を経て、2013年に職業訓練校へ。訓練校卒業後、関東地方にある家具製作会社に就職。2017年に「削ろう会」で棟梁に出会い、2018年春に匠に入社。ヘラチェアをはじめとした家具製作に従事する。2022年、家具部門の親方になる。
- 匠に入った理由
- 「削ろう会」で棟梁に出会い、家具職人を募集していると聞き、入社を希望しました。
親方の技術力に惚れたのが入社を決めた理由です。 - 家具職人を目指した理由
- 大学生の頃に椅子を直したことがきっかけで「いつかは椅子を作る職人になりたい」と思いながらも、家具とは関係のない業種で働いていました。
30歳を前に離婚を経験し、それを機にそれまでの営業の仕事を辞め、家具職人になるために職業訓練校に入学しました。 - 仕事のやりがい
- 家と比べると家具は完成までの時間が短く、頻繁に達成感を得ることができます。
ご注文を頂いてから家具をつくりますが、完成した家具をお客様に届けて喜んで頂けた時に、嬉しさと安心感の両方を感じます。 - 家具づくりで大事にしていること
- 椅子の場合は手触り、滑らかさを大事にしています。
どこを触ってもツルツルしているか?背中のフィット感はどうか?を確認しながら鉋をかけていきます。
常に、誰もが気持ちいいと感じるような感触を目指しており、目を閉じて何度も手で触りながら厚みや質感を確認して削りを行っています。 - 今後挑戦したいこと
- これからは海外にも販路を広げていきたいです。
2023年2月に行われる東京家具見本市に出展予定で、そこでどのような反応を得られるか楽しみです。
ゆくゆくは海外の見本市にも出展したいと思っています。