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8/31(土)・9/1(日) 上越モデルハウス「HEAT20 G3 モデルハウス」見学会開催

2023年8月の完成からちょうど1年。

久しぶりに上越モデルハウス「HEAT20 G3 モデルハウス」(お施主様の住まい)の見学会を開催いたします。

8/31()9:00~18:00 ※予約不要

9/01()9:00~16:00 ※予約不要

住所:上越市春日新田

 

上越モデルハウスご紹介

完成から1年が経過し、外壁の杉板(向かって左側)の風合いが変わり、味わいが深まってきました。

庭木の背丈も伸び、家族と共に成長している様子が見られます。

ポーチでお出迎えするのは、質感豊かな木製の玄関ドア。

こちらは広島県のユダ木工(株)のヒノキ製の超断熱ドアで、アルミ製のものよりもはるかに熱貫流率が低い(=断熱性能が高い)ドアです。

玄関から歩を進めると、ミズナラのフローリングで仕上げられたLDKが広がります。

深い軒によってやわらげられた日差しが入り込む、穏やかで優しい雰囲気の空間です。

大きな窓の外はゆったりとしたウッドデッキと坪庭。庭とリビングの一体感は上品な旅館のラウンジのようでもあります。

この家の冷暖房は、上の写真に見えるエアコン(10畳用)1台のみでまかなうことが可能。

UA値0.17という非常に高い断熱性能によって、家中ほぼ温度差のない快適な温熱環境がつくられます。

上の写真は少し室内を暗く調整したもの。

天候や時間帯によっては内外の光のコントラストが強まり、庭がこの空間の主役となります。

なんとも心を落ち着かせてくれる雰囲気です。

デッキの端に目を向けると、庭木の木漏れ日がキラキラと揺れています。

気候のいい春や秋にはデッキへ出て、ここでゆっくり過ごすのも贅沢な時間なのではないでしょうか?

こちらは既製品をカスタマイズしたキッチン。

表面に本物の木(オーク材)を使用することで、高級感とぬくもりある仕上がりになっています。

よく見ると木目がつながっており、そこに職人の“粋”が感じられます。

自動化され量産される工業製品ではなく、一つ一つ職人が手で作ることで生まれる美しさがそこにあります。

各部屋の建具は匠-TAKUMIのオリジナルで、表面には帯鋸(オビノコ)の跡が見られます。

愛着を持って長く使って頂きたいと願い、大工職人の手仕事の跡を残した唯一無二のドアに仕上げました。

 

性能Data

  • 延床面積:112.58㎡(34.06坪)
  • Ua値(断熱性能):0.17W/㎡・K  HEAT20G3
  • 断熱等性能等級7
  • C値(気密性能):0.13㎠/㎡
  • 耐震等級3(積雪1mでの許容応力度計算による)
  • 長期優良住宅
  • 換気システム:第1種熱交換器
  • 構造材:国産ヒノキ材(天然乾燥材)
  • 一部外壁材、床材:糸魚川杉

 

建築マメ知識

家づくりをお考えの方々にちょっとマメ知識をお伝えさせてください。

家は大きな買い物です。それゆえに、

「なぜA社では2,000万円で建てられるのに、同じ規模の家がB社では3,000万円、C社では4,000万円もするの?」

「家を建てるのに、そんなにたくさんのお金を出したくない…。できるだけ安く済ませたい…」

など、様々な声があるでしょう。

 

Q:なぜ建築会社によって工事費が違うの?

A:住宅はコスト削減がいかようにもできるからです。ただし、「やっていいコスト削減」と「やらない方がいいコスト削減」があると私は考えています。

例えば、建物形状をシンプルにすることや、必要な床面積を見極めて建物をコンパクトにすることなどは、「やっていいコスト削減」だと思います。

一方、例えば建材費を抑えるために、耐久性や雨仕舞を犠牲にすることはお薦めできません。

例えば、一度雨漏りが起きてしまうと、濡れてしまった構造部分や断熱材が大きく劣化し、結果的に建物全体の性能も寿命も縮まってしまいます。

耐久性や雨仕舞を犠牲にすることは十数年後に数百万~数千万円の資産を失う可能性を高めることとも考えられ、ちょっとした建材費の削減が、逆に大きなコストアップになるケースもあるのです。

分かりやすい例として雨仕舞という言葉を使いましたが、建築にはもっと分かりにくいことが数多くあります。

壁の中の構造や断熱の仕様、同じように見えても性能が全く異なる建材、気密施工の有無など、業界内の人でないと分からない重要な部分が数多くあり、そこにも「やらない方がいいコスト削減」が多く存在します。

不安を煽るようなことはしたくありませんが、それ以上に、家の購入で失敗や後悔を誰にもして欲しくないと思っています。

住宅の工事費がどんなところで差が出るものなのか?そして、どんなコスト削減をした方がいいのか?また、しない方がいいのか?

その判断軸の一つとしてお伝えできることがありますので、ご興味がありましたら見学会でお尋ねください。

数年~10年程度で買い替えるものとは違い、住宅は何十年と住み続けていくもの。

20~30年で使い捨てられる家ではなく、適切なメンテナンスをしながら60年以上住み続けられる家をつくりたいと私たちは考えています。

 

Q:家を建てるのに、たくさんのお金を出したくないのですが…

A:お気持ちは分かります。

ですが、きちんとした高性能住宅(この表現はあまり使いたくないのですが)には工事費を上回る快適性と省エネ性があります。

逆に、安く住宅を建てることが実際にお得なのかも同時に考える必要があります。

気になる方は建築会社さんに「外皮計算」に基づいた冷暖房費のシュミレーションをしてもらい、「住宅ローン」と「月々の水道光熱費」を合算してみてください。

住宅ローン+月々の水道光熱費=月々の住宅費

30年スパンで見た場合、「安くて性能が低い家」と「高くて性能が高い家」で、どちらが本当にお得なのかが分かるはずです。

住宅はイニシャルコストだけを見るのではなく、長期の光熱費も合わせて考える必要がありますし、その説明がきちんとできる住宅会社で建てることをお薦めします。

また、耐震性能は命を守る上で重要ですし、断熱性能は家族が快適に健康に過ごす上でも重要です。

高性能住宅には、単純にお金に換算できない価値も多く含まれています。

…と、家づくりは難しいことばかりですし、このあたりの考え方や知識は会社によって大きく異なるもの。

ぜひいろいろな建築会社のホームページを見た上で考え方が合いそうなところを絞り込み、後悔しない家づくりをして欲しいと願っています。

 

有限会社 匠-TAKUMI 代表 渡辺智紀

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